Margueite Diary

年3回発行している『マーガレットプレス』のメンバーとその周辺の筆者による小さなコラム。過去のダイアリーはこちら→http://mpress.exblog.jp/

2010年3月

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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ひさびさに、睡眠不足の日々、おくっているのです。
目の下のくまも固定化いたしました。
毎日、深夜まで3人展、制作作業におわれております。
お手伝いの方々も入れ替わり、立ち替わり、
あたしのおんぼろ一軒やにやってきてくれます。
あー、ともだち最高。ありがとう。


初めての作品展は23歳のときで。
(もう、15年たちましたー)
当時、大好きだったひとと二人でやりました。
彼も花屋で。誘われて。

もちろん片思いでしたから、声かけてもらったってだけでうれしくて。
おまけに、いっしょにいられる時間がふえるーって思って。
うかれぽんちになってましたよ。


だけど、時間がどんどんせまっていくにつれて、味わったことのない緊張が。
未経験のことに対して、たのしむっていう感覚、当時はなかったから、
おっかないっていうのが前にでばってくる、どうしても。
ネガティブな結果ばっかりイメージしっちゃって。
おまけに、彼にもいいカッコみせたいから(欲張りでね)
自分の実力無視で(あるわけないけど)
考えなくてもいいことしか、考えてませんでしたね。

展覧会のタイトルは「TOO MUCH  ROMANTIC!」っていうの。
彼の好きなバンドの曲名で。
ロマンティックって言葉にはじめて出会ったんですね、このころ。
今とは、解釈まったく違いますけど。ふわっふわな感じでした。
うきあしだったガーリーなイメージ。リアリティゼロに近い。
微妙なシーズンでしたから。


で、もう、いよいよやばいなあっていう感じで。
作業難航してたんですけど。

最終的には、やれることしかやれないっていうのことに気づけて。
ラッキーでした。
「なんにもはじまってないのに、プレッシャーなんて感じるの、図々しい」
って言ってくれる人がいて。救われたー。
そこからは、前方みられるようになって。
脇見しすぎだったね、ほんとに。
そして途中下車せず、いけました。キリキリで。

乗り継いで、乗り継いで、今日までやっとこきたなあと。
これからも電車、乗ってきますわ。

いまは自分のなかでぐるぐる回る、山手線みたいな電車。
おんなじ場所を走っても、地下にもぐったり、空飛んだり、
電車だけど渋滞したりする。
扉が開くたびに、だれが乗り込んでくるのか、気になって仕方ない。
そんな電車です。

あー!ラストスパートおー!!!!!
気合いいれてー。

搬入日が待ち遠しい。

それでは本日の曲、いきましょー。
どうぞっ!!!!!



2010.03.31 08:25

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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マンガ「スラムダンク」を読んでないっていったら
お世話になってる方に「それはよくない」って言われて。
その方が宅急便で送ってくださって。
借りてよんだんですよ。10年くらい前かな。

読み終わったあと「岩崎さんはだれが好きだった?」
って、その方にきかれて。迷わず小暮君って答えたんですけど。
「おとなになれよ、三井。。。。」でおなじみ小暮君ですよ。
そのころ、めがねかけた男子にやたら胸騒ぎ感じてて。
あと、指がきれいな人。小暮君はわかんないですけど。
どうでもいいですけどね。

って、スラムダンク読んでますか、みなさん。

女であることをうけいれたあたしは、次のステージへ。

今まで、敵対視していた男子に、あこがれをもちはじめたわけで。
せっそうないやつだなあ、とも言われそうけど、
物語が書き変わったと思っていただきたい。
呼吸してますから、物語は。日々、変化してゆくもので。

スラムダンク読んだあと、
「いいっすねえー、こういうの!」
いつものひどい妄想スパイラルもあいまって、次第に加速。
バカ騒ぎや乱闘、そうかと思ったら急に無言になっちゃったりして、
どうしたの?全力疾走してたじゃない?どこいくのおー?って。

いったい高校生男子部室内では、なにがおこってるんだ!!!???
学校卒業してからも、部室みたいな誰かの家や、居酒屋で、
どんな空気が満ちてるんだ?


そこには女のあたしにはわからない、センチメンタルの素がいっぱいつまってて。
ナイーヴな友情物語や、夢物語、別れた彼女への後悔話などなど、
実感がないゆえ、いつまでもこころにざわざわ感を残して。(あくまで妄想、若干実話)


映画「69」観終わったときも、ふうーっとためいき。
「悲しい男子、万歳!」って思って、ふと口にだしたら、
当時付き合っていた彼が怪訝そうな顔に。

やー、最大級の褒め言葉なんだってば!
すてきなもの、もってんじゃないですかっ!っていう。

わかりにくいかなあ。
まえに「悲しい女はいない、そして強い男はいない」って言われた事があって。
そのときは、なんとなく通り過ぎたんだけど、
やはり女は悲しみを引っ張りきれないよなと。
「次いこうぜ、次っ」っていって、新しい自分になっていく。
意識して。リセットボタン、スイッチオン。
でもって、それが楽しく感じられたりもして。息をふきかえすわけで。
つらいことあっても、大丈夫、だって日はまた昇るのよって都合良く解釈。
得意ですよ、この技。こういうときに、「ガールズブラボー!」って言うんだな。
たぶん。あたしも、たまにはあるけどな。
多少、個人差ありますやね。


強さを求められてしまう状況が長く続いていたなか、(幻想にちかいという人もいるけど)
最近の男子は草食なんて、名前つけられちゃって。
ほかにも~男子っていっぱいあるね、なんだか。カタログみたいに。

勝手にネーミングしないで欲しい。
名前つけられて、立場が出来ると、人はなぜか安心してしまうわけで。
なんでもかんでもカテゴライズしなくてもね。
あいまいなことばにならないところに
興味深いものが潜んでいると思ってて。


そこんとこ知りたいっ!って思って、親しい男子友達に向かっていっても、
超えられない壁あって。男子同士のときの波長となんか違う。

それでも、独特のグルーヴを味わいたい、もっと近くに、もっと、もっと!って
やってみたけど、気分はどこか、ブルー。わかちあえないね。重ならないの一瞬も。
やっぱり、違う。
だからこそ、ひきつけられ続けるんでしょうかね。

そんでもって、センチメンタルっていう言葉も、
キザや、やせがまんや、やるせなさっていうのも
断然、男子のための言葉と思ってて。


「ビバ!男子のエンドレスセンチメンタルジャーニー!」
いつまでもかたわらで応援しております。
熱烈なオーディエンスです、あたしは。

それでは本日の曲、いってみましょー!!!
男子、最高ですわ。
どうぞっ☆


http://www.youtube.com/watch?v=r8OipmKFDeM

2010.03.30 08:16

今日の本屋

[坂本真衣子]

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 3月が終わろうとしています。来月で、Ia voix du ventが4周年、Marguerite pressは1周年。そして私事ですが、永井宏さんのワークショップに通いはじめたのも4月で、丸6年が経ちました。小学校卒業しちゃったよ! 学生のときも節目の月でしたが、今でもひとつの区切りがここでやってくるような気がします。
 パソコンの買い替えに従い、古いパソコンのデータを整理していたのですが、6年間ワークショップやなんやらで書いたテキスト、そして音源が出てきて懐かしく思いました。一番驚いたのは、かなり初期のワークショップでみんなと朗読した音源。あのころは、みんなで作品を作ろうとしてもどうしたらいいのかわからず、話し合いが一向に進まなかったんですよね。25日の鈴川郁子さんの朗読会後、みんなで「こういう朗読をしてみたらいいんじゃない」ということを自然と話し合っていて、成長したな(図太くなったとも言える)と思いました。
 さて、表現をするということでは、わたし達は仲間であり、ライバルでもあるのですが、本を作るときは少し違う気持ちで、みんなの作品を「どうか見てみてー!」と伝えて回りたいのです。本として形にするって、そういうことなのかなあと思います。以前、「今日の番茶」畑尾和美さんが「自分はBOOKLOREの営業部長」と日記に記されていましたが、わたしも自分はMarguerite pressの営業部長のつもりで勝手にいます。4月8日の朗読会では、そういうことをお話したいです。
 
写真は、マーガレットプレス春号に付けようと思っているチャーム。
2010.03.29 08:10

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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さっむいですな。
きょう、幼稚園生の子供たちに、
「ねえねえ、男なの?女なの?」と問いかけられて
「女です!」と右手をあげて返事をいたしました。
やっぱあれですかね、もうさすがに40近くなったら
ノーメイクはだめなんですかね。前髪短いとか。

こんにちは愛ある世界の住人、岩崎有加です。
キッズのみんなには、そんな扱いのあたしですが。
本日もはりきっていってみましょう。


で、今回は「ある言葉が、胸に突き刺さる事があって。。。。。」
っていう話。男子の言葉集でっす。

気になる人がいたんですよ。
だけど、この人、大丈夫かな?
今まで会ったことないような。
とらえどころのない人。
そう思って、様子うかがってたんですけども。

あるとき呼び出されたんですよ。
うだうだ考えて、でも、行きました。

あきらかに自分は好意もってるんですけど、
踏み出せない。
怖いから。経験値ないから。
自分きっかけの不安なんですけどね。

で、そのときあたしは、
「電車がきてるとは、思ってるんですけど。。。。。」って
もごもごしながら伝えたら、その人が
「改札はもう、通ったのか?」って言ってきて。

やられたな、と。

言葉あそびって言ってしまえばそれまでなんだけど、
このニュアンス、全員共通じゃないでしょ。

うわー!好きになっちまうよー、っていうか、好きだから!


また別のあるとき。

バーで呑んでました、ある人と。カウンターで。
で、だいぶ酔っぱらってきて。でもあたまクリアーで。
すてきな人でしたから、とっても。
もったいないから、ちゃんと覚えてようって理性働いたんですかね。
お互いの話、するじゃないですか。
そしたらその人が、
「おたがいに相手のページめくりあっていかないとなあ。
続き読みたくなる物語みたいにさあー」っていうわけですよ。

これは、手をグーにして泣いちまいましたね。

いわゆる「ドアノック」ってやつですけど。

「相手のページめくりあって」っていうフレーズが、新鮮でした、
そのときのあたしには。
一方的じゃない感じがいいなって。



で、また別のあるとき。


朝方っていっても、まだ真っ暗闇のなか、
海のほうへ散歩に出かけたんですよ。
ある人と。
まだすっごい若い男の子で。
10代終わりの。
あたしは30くらいで。
あたりはしんとして、だれもいなくて。
そしたら
「雨の降りだすまえのにおいがするね」っていってきて。
「えっ?!」って思って。
あたし、しらないよ、そんなこと。

その人が若いからそう思ったんだと思うんだけど。
そんなこと知ってるんだって。
若いのに。
若いから?

動物の野生っていうのかな。
生き物だったら、みんな知ってるでしょみたいなこと、
あたしは、全然無頓着だったから、
ズキューーーーーーンときて。

とんでもなく透明感ありました。
真っ暗闇の、海へ続く道すがらですしね。

恋に堕ちないわけがない。

堕ちましたね、とっとと堕ちましたよ。



「more  than  words」って言葉、ふいによぎって。

言葉はちからもってるけど、それよりも時としてちから持ってるものもあって。
行間の空気っていうか。
ことばとことばの間の、ほんのちょっとのすきまに、存在するものって
あると思ってて。


その言葉に、いきつくまでの、そのあとの、空気が。
その言葉をいっそうキラキラさせてしまってね。

そういうことが、いつまでもあたしの胸に突き刺さって、
もちろん抜く気はないけど、
あまったるい痛さつうか。

たまに、くーっと思い出して。

そういうこと、ないですか?

それでは、本日もいってみましょうー。
キラキラだいじだよ!!!!!

それではっ♡

http://www.youtube.com/watch?v=PDfQZWLir0Q

2010.03.28 08:32

今日の西アフリカ

[丹保昌子]

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 例年より2カ月も早いマンゴーの季節。我が家の裏庭に2本のマンゴーの木があります。いいでしょ、すごいでしょ?! と胸を張りたいところですが、実は筋が多くて好みではないのです。品種のせいです。確かに甘い。だけど、繊維多すぎ。お通じに良いのかも?でも調子に乗って沢山食べるとお腹を壊します。今年は豊作。人に配ってもまだ余る。私も夫も食指が鈍るなか、娘だけもりもり食べます。実はどんどん熟す。食べきれない。さてどうしよう。
 かつてジャムを作ったことがあります。しかし繊維が多すぎてじゃりじゃり。口の中で残ってしまう。にもかかわらず。当時、我が家に下宿していたインド人の研修生君(彼は日本暮らしが長いのです)は「マンゴーなんて7年ぶりに食べます。懐かしいなあ」と、えらく感激し、じゃりじゃりも気にせずにパンにマンゴージャムを山盛りして食べていたけれど。
 今回、思いついてパウンドケーキに混ぜ込んでみました。おお、素晴らしい!この芳醇な香りと甘さ。繊維も気になりません。
しかしケーキばかり作っても追いつかないことでしょう。やっぱりジャム作りしようかしら。今度は裏ごししてみようかと。集まった繊維で紙がつくれそう?
 
写真:パウンドケーキ。マンゴーとレーズン、青リンゴの砂糖煮も入れて盛りだくさん。現地の人たちは繊維じゃりじゃりでも一向に平気らしい。
 
2010.03.26 09:12

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]


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雨降り。また今日も。
春の雨。好きですよ。


花やの修行にはいった19の頃は
ガーベラがだいすきで。
あの放射線状に花びらがくっついてるの。
「かわいいー」ってさわいでたなあ。
オレンジとか黄色のおっきいガーベラ、
よくひとり暮らしの部屋にも飾ったりして。


だけど、自分で店はじめてから、
自宅に持って帰ってきたこと1度もないんですよ。

急に、白だのグリーンだの、コケとか、枝もの好きになりました。

「やっぱり白い花が好き。いろんな表情あるじゃないですか」
とか、言いたいだけの軽い酔っぱらい状態だったから仕方ないけど。

で、30歳過ぎた頃から、ピンクとか赤紫の花、やっと興味もちはじめて。
あまーいイメージのことがらに、惹き付けられはじめましたね。
ああ、おんなってすてきだわ!←極端
その頃から、ちょうちょのモチーフがやたらと目にとびこんでくるように
なりました。
しだいに、自分の作品にも登場しはじめて。
小さい頃はしじみちょうとかもんしろちょうとか、アゲハとか
たっくさんぴらぴら飛んでたのにな。
いま、あんまり見かけないですね。

ちょうちょは死者のおつかいだって、なにかで読んだことがある。
メッセンジャーってわけですね。

ちょうちょといえば
映画「潜水服は蝶の夢を見る」っていうの。
実話がもとになっているらしいんですけど。

ちょうちょが記憶の海をわたってゆくんだなあって。
無意識の海なのかもしれない。自分の内側の。
一瞬のような永遠のような。
どこでもいけるぞ、イマジネーションさえあればって思って。
観ながら、ぐっと心、つかまれたすばらしい映像でしたよ。

そんな映画もあいまって、ますますちょうちょから、目が離せなくなりました。

もちろん今回の3人展にも、ちょうちょ出場。

「かわいいー!」かどうかはもはや別のはなし。
テーマは無視です←爆
自分にとってはお守りのような存在ですから。


それでは、曲のコーナー、本日もいってみましょうー。
どうぞっ!


http://www.youtube.com/watch?v=1021VrRwrtg

2010.03.26 08:40

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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このあいだ、小悪魔な女子のことわかんない男子ばか!
発言に対して、これ読んでくれてる
幼なじみ男子から異論反論の申し立てが
ありまして←爆

だからさ、小学校のときのはなしだからさ。

女子だっておんなじじゃんっていわれたんだけど、
女子のほうがふり幅ひろいと思うんだけどな。

脚のはやい子とかハンサムな子っていう以外にも、
面白い子とか優しい子とかあみもの出来る子とか、
頭いい子とかさ、受け入れてる女子いたよー。
好きっていうポイントにバリエーションあると思うけど、
それはあたしのまわりだけの話なんかな?

カワイイ、カッコいいは、厳密にいったら
相対性のものなんだろうけど、
これは内面も含めてなんだけど。

外見ってことになると、
わかりやすく振り分けられちゃうねえ。

でも、ひとりに選ばれればいいじゃない発言の
うちの母親の言う通り、
たくさんの人と同時にやりきれないから、
あきらめないでいこうと、自分に言い聞かせる、
うっとうしいと定評のある岩崎です。

さて、このあいだまでカワイイっていうことに
あれこれ言い散らかしをつづけておりましたが、
4月2日から11日まで、
「かわいい」をテーマに
展覧会を行います。
これ、すごいむずかしい。。。。。。
一応3人で決めたんですけど。
ハードル高い。ただいまラストスパートで制作中。

「はるいちばん」っていうタイトルで
毎年この時期に行っているんですが今回で5回目。
画家の鈴木健司さんと陶芸家の吉田直嗣さんとあたしの3人で
毎回テーマを決めて、取り組んでいるイヴェントです。

地元沼津は港町。
寿司やがたくさんございますよー。
海や富士山、ながめがてらいらしてください。
くわしくは、NEWSのコーナーにて。
よろしくおねがいいたします!

それでは、本日も。
ニッコニコでダンスしたくなる曲。
ライヴバージョンでお届けいたしまっす。
どうぞっ☆

http://www.youtube.com/watch?v=2aEgtYOmNsQ
2010.03.24 09:27

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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また話もどっちゃうんですけど。
聞いてもらっていいすか。

何を捨てるのか?

ここが宿題だった。

何を捨てるのか?
それは、期限切れの思い込みですかね。


「モテないんだったら、仕事やってみかえす」

これはねー、起爆剤ぐらいにしかならないと思うんですよ。
やりきれない。無理がある。スキルとキャリアだけ手にいれてもね。
ウーマンニーズラヴなんですよ、結局のところは。


ほんとは人に受け入れられたり、優しくされたりしたいなあと思ってるはずなのに
素直に言えなくて、そこは、あきらかに、みないふりするんですよ。
不安定になっちゃうから、自分が。
人とは違うっていう特別感もってたくて。
いらないプライドですよ。


で、もっともっとカワイクなくなる。
っていうか「かわいげ」がなくなる。
容姿の問題じゃなくてね。
もう、これもなかったら、どうすんだって。
末期的状態ですよ。

あたしはあるとき、そういう自分を壊したい衝動に襲われたんですよ。
そのとき好きな人がいて。でもうまいこといかなくて。
自分自身、こうありたいっていう希望があっても、
もうにっちもさっちもいかないんですよ。すべてにおいて。
不具合がマックスだったんだと思います。

で、酔っぱらってたときに。
アスファルトにダイブして。
顔、血だらけでした。
前歯も折れて。
そのあと、傷を直すのに、毎日手入れして。
痕になると困るってさすがに思って。
そしたら手を入れただけ、きれいになおっていくのがわかって。
そのとき「あー、他の女の子たちは、毎日こうして鏡に向かってお手入れして、
努力してんだなあ。。。。。。」って、思った。

世界、逆転しましたね。
あたしの信じてきた事っていうのがひっくりかえったんですよ。
一瞬でしたよ。
猛烈、泣きましたよ。
勝手に恋しかしてないって勝手に決めつけて、
受け入れなかったカワイイ女の子たちに
ごめんなさいって、思いましたよ。
見えないところで努力してたんだねえって。

今でも、あのときのことは、いやに鮮明で。
ばかみたいなんだけど、こうして文字をつづってても
すでに涙目なんですよ。
もう10年以上前の話なんですけど。
キツいはなしです。

「モテないから仕事」じゃなくて、仕事やりたきゃやればいいし、
モテたきゃそちらにいけばよい。
もちろん両方とりにいってもいいわけで。
仕事がんばる理由が、モテないからっていうのは。。。。。。


決めつけ禁止!
期限切れの思い込みは現実を遠ざける。
そう思いましたよ。

「自身が女であることを受け入れる」

なんだか長い旅だったなあって。
人によっては生まれてすぐに、わかってるようなことなんだろうけども。

大人の女にはまだまだとおくって。
とおくってねー。
アン・ルイスの「WOMAN」はいまんとこ自分ものになってないですよ。
なんちゃってですかね。たまに歌うたび、思います。

だけどまあ、ぼちぼちやりますわ。
女らしいとか女の子っぽいって言葉に、
噛み付かなくなっただけよしってことで。

これからもまた、宿題やらなきゃいけないことあると思うけど。
やってくしかないすね。
だって、ほんとのとこ、知りたいじゃないですか。
この手にぎゅっと握りしめたいんですよ。

ということで、本日もいっちゃいますかっ。
この曲、しみますわー。
それではっ!!!!!

http://www.youtube.com/watch?v=vb1Q2OXaNis

2010.03.24 07:27

今日の本屋

[坂本真衣子]

C202.jpg
 新しいパソコンになって、以前菜文さんが日記に書いていた「岩崎さんの今日の曲を聴きながら作業をする」ことができるようになりました。おお、楽しい!
 マーガレットプレス、残りの断裁が終わりました。今日は内容についてお伝えします。春号のテーマは、「昼寝」。大石俊六さん、編集長村椿菜文さんのレギュラー陣に加え、アートワークと文章に「今日の出版屋」中島恵雄さん、「今日の古本屋」小栗誠史さん、たまけんさんをゲストに迎えています。ひとことで昼寝とは言っても、送られてきた原稿は三者三様。かなりバラエティー豊かな内容になりました。
 小栗さんとは、Picnicaという朗読と音楽のユニットを山田潤さん、大塚千佳子さんと共に組んでいるのですが、小栗さんの昼寝の原稿をいち早く手にした(大げさ)ちかちゃんとわたしは、これをライブでやるぞー! と1月のPoetry On The Roofで早々と披露してしまいました。いま考えると、来月のcoyaでマーガレットプレス発売と共に発表したほうがよかったのではないか?早すぎたんじゃないか? と思うものの、Picnicaは同じ作品を演奏しないことになっているので仕方がないです。仕方がないよね? みんな〜。
 連載はレギュラーの「坂の記憶」及川佳寿美さん、「BREWING WORDS」廣瀬義智さん、そして毎回違うゲストに、詩や朗読について語っていただく「WORDS OF LOVE」に鈴川郁子さんを迎えております。郁子さんは、1号ではエッセイ、3号はステレオシスターズの詩、そして4号ではWORDS OF LOVEと3回目の登場です。郁子さんとは5年ほどの付き合いですが、新しい作品に触れるたび新たな驚きを感じさせる、独自の世界観を持っている人です。また、3月25日には神宮前のTAMBOURINギャラリー「biweekly poet」第2回目に登場。お時間ある方、ふらりとよってみてください。19時15分開場です。詳しくはnewsのページをご覧ください! さらに5月3日から9日まで横須賀フ・ルートにて作品展「潮風とお菓子工場」がはじまるようです。「潮風とお菓子工場」かー。毎回、郁子さんの作品展、朗読会では「おっ」と思うタイトルが付けられています。どんな展示になるのでしょうか。25日にこっそり、「どんな感じなのよ〜」と突っ込みたいと思います。

写真は、表紙づけを待つマーガレットプレス。
2010.03.23 13:49

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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早いとこ大人になりたかったから、
大人になったら、ああしようこうしようとか、
ずーっと想い描いてて。

小学校高学年からずっとユーミン聴いてたから。
別れる前には、彼氏の部屋に真珠のピアス、
片方落として帰んなきゃ、とか、
さよならしても「憎んでも覚えてて!」って、
言っちゃうぞ、とか、まんまプリントされまくってましたけど。

映画「タンポポ」の冒頭シーン。
劇場で、男女の情事を息をのんで、まさに瞬きもせず、
「こんなこと、やれっかなー。なまたまごかああああー」
と、不安になったり。


林真理子のエッセイ熟読して、
「自分で稼いで、カッコいい服きたキャリアウーマン←ざっくり
になって、ヒール、かつかつ鳴らして歩くわー」
そんでもって、このイメージは「ニューヨーク恋物語」の桜田淳子に
つながっていって、もう止められない妄想スパイラルでしたよ。
あの、ぶっといヘアバンドほしくて。
自分のカットソー、切ってつくって。
のびのびでしたけど。パーマもかかってないし。

自分自身でイニシアチブがとれる大人ってもんになりたかった
んでしょうね。権利を欲してたっていうか。
自信つけたかったんでしょうね。

だけど、ユーミンの歌みたいな恋愛はできそうにない。

男子にモテないんなら、仕事にあてこんでこうみたいな。
よくある「今にみてなさいよおー」ってやつです。
単純だけど、なんか屈折してるの。

そして、たどりついたのは。


キャリアのある女は、寂しいオンナ。
だって、男の人がひいてっちゃうじゃない?!
でも、いいのよ、仕事があればなにもいらないわ。


いろんなものの影響受けすぎで。
でも根拠ない自信に満ちあふれてる。(狂気的ですな)

決めつけた。社会にでてから、何年も続くんですよ。

この、決めつけ。思い込み。ミステイクでしたねー。


思い込みの激しいやつほどのびるっていっても、
ある時点で、なんだか不具合を感じるときがある。

ステージ変わるときには、さらっと脱ぎ捨てなきゃいけないものがある。
衣装替えあるじゃないですか。
演目かわるんだから。


ただ、ここが、さらっと、いかない。
あたりまえに身につけつづけた、なじみのあるものって
なかなかね。。。。。

なにを捨てるのか。

ここが宿題だった。

持ってる荷物もねー。
思い入れたっぷりの、その持ち物ね。
使わないのに、いつか使うんじゃないかって、
ずっと持ち歩いててもね。
バック、どんどんふくれちゃうし、
もっとバック持っちゃうかもしれないし。
スーツケースとかになったら、
駆け出せないじゃないですか?!

かけださなくちゃ。

電車がきたら飛び乗らなくちゃ。
いつくるか、わかんないんだから、次が。

荷物なくなっても、
必要なものは、その時になってまた調達すればいいんだし。
工夫したり、人に手を貸してもらうっていうのもあるし、
また、全然いままでと違ったパターンを考えてもいいんだし。

たぶん小学生から、
自分が、女である、ということを、
長い間受け入れられなかったあたしは、
まんま女というイメージを具現化したような人に出会うと、
とっても居心地わるくて。あくまでも、自分のイメージなんだけど。
自身を卑下するんですけど、くやしいから、
そういうとこ認めたくないから、
ちょっと意地悪なこと考えたりして。
性別というものに対する歪んだ概念ですよ。
やな感じね、ほんと。


女は女に生まれてくるのではない。
女になるのだ。


なんだって。
聞いたら。。。。。。


現実、すっとばしてましたね。

モテなくても、仕事できればいいって、思ってましたね。

目をつぶってバク走してましたね。
 
つまり女になる努力しませんでしたね。

だめでしたね。

ぜんっぜん、だめ!!!!!


ああ、また、終われないー。
続きはまた今度。

本日は気分かえずに曲のコーナー。
しっとりと苦い余韻ひたりながらいきましょうー。
それではどうぞっ!

http://www.youtube.com/watch?v=NEJyEb8jkGQ
2010.03.21 17:21