Margueite Diary

年3回発行している『マーガレットプレス』のメンバーとその周辺の筆者による小さなコラム。過去のダイアリーはこちら→http://mpress.exblog.jp/

2010年5月

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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日曜日、だいぶ酔って帰ってまいりました。
下北沢でダンスパーティです。
終電で帰ってきて、まだ足りなくて、
また、バーの扉を開けてしまったからです。

家に戻ってきて、パソコンあけて、アイチューン1曲目、
ホセ・フェリシアーノの「daytime dreams」で、少し目が覚めました。
面白いですね。


この間、「天気読み」を、ですね。
ひさしぶりに聴きましたよ。
オザケン先輩の楽曲の中では、一番好きです。

そして、90年代初頭の渋谷公園通りの青春時代を
思い出してました。

アニエス・ベーのプレッションカーディガン着てねえ。
ロークのタッセルローファー履いてさ。
「ガールズポップってえーー」とか、言ってましたよ。
で、中2からひきつづき、オリーブ熟読してね。
「このスタイリングは誰か?クイズ」を、
自分のワンルームマンションの部屋んなかで、毎号やって。
当たった日はラッキーデイに決定させてたんすよ。

先日、オザケン先輩の中野サンプラザライヴに行った友達が言ってた、
「あたしの半分は、あの時代で出来ている」って言葉。
唸りましたね。彼女に同じく!
あたしの中にも重なりに重なった、積もりに積もった、
数えられないあの頃の出来事の記憶がつまっておりますよ。

田舎から上京して。
当時、通ってたフラワーデザインスクールが渋谷の駅近くで。
なじみのある場所でしたから。
レッスン終えて、クラスメイトとドトールで休憩して。
込み合った電車に。花を抱えて井の頭線乗ってましたね。

こんばんわー。純血のフリッパーズフォロワーっていうには、
ちょっとおこがましいけれど、小山田先輩とは同じ誕生日、
そのころ必死で追いかけたのは電気グルーヴの岩崎有加です。
どうも、どうもー。ドアをノックするのは誰だっ!

ここ何回か、過去振り返りのダイアリー書いてますけども。
あの日に帰りたいんじゃないっすよっ!

恋愛と音楽と映画とクラブと雑貨とおいしい食べ物とファッションと。
そんなねー、好き放題のやりたい放題のね、そんな時代があったんだって、
なんだか信じられんわーって感じがね、してて。
ミラクルタイムでしたね。

経験と知恵がないぶん、若さの勢いと好奇心でやってこられたんですわ。
興味あることしかー、興味ないんでえーーーー。
暇もたっぷりありました。

このダイアリー読んでくださってる、アラウンドトゥウェンティーの方が、
もしもいらっしゃったら←いなさそうだな。
でも、もしもね、そういったお若い方々がいらっしゃったら、
聞いていただきたいんだけども、
「やっとけ、やっとけ!やりたいことをやりまくっておけーーーーーーーー!」
とね、言いたいんすよ。
「ババア、うっせーわ!」って思われてもさ。
ババアはうっせーんだわ!黙っとけよ。←いいたいだけ。

あたしは、もうじき40歳に手がかかる年令ですけど。
若かりし頃の様々な自分自身の中に放り込まれた出来事は、
時間と共に、違ったものに化けていきますよ。
歳、重ねるごとに、思うんすよ。

どんなことが、どんな風にかはわからないけども、
現在進行している時間の中で。
今の出来事とその昔のそれがクロスオーバーして別の新しい出来事になる。
焼き直しっていうものと似てるけど。
それには元ネタないと、出来ないからね。

どうせなら、可能なかぎりやりたいことをって思うんすよ。
求めることをやりたおして、そんでも足んないんだったら、もっと!
そうやって焼きつけよ!ってさ。
っつーか、焼きついてしまうんだよね、どのみち。
ブライトカラーで、バシっとねー。

リミットがあるからさ。
知らされてないだけで。

若いからしょうがないって言葉は、あると思うし。←自己肯定コーナー♡
そういった頃に、よくやってしまうのが「カッコつけ」なんすけど。

カッコつけたつもりがまったくもってカッコついてないてっことが、
時差があって後でわかって。
で、なんだか悶々が漂っているっていう時期は、
だんだんなくなってくと思うんすよ。
その悶々さっていうか、グレイゾーンは今もありますけども、
グレイの種類がね、違うっつーかね。
雲がうすーく広がってる空のグレイみたいなね。
ちょっと光の気配も感じるような。
立体的なグレイ。希望的グレイ。
今、思い返せば。
いうほど、悪くない。

だいたいカッコつけてるってことにね、年齢重ねると、
ファーストプライオリティつけなくなって、くるじゃないすか。
カッコつけなきゃ、なんないときは、そりゃありますけども。

若い頃の、カッコつけちゃったって。。。。。。。
願望と現実の落差があって、あまりある感じっていうんすか?

自意識過剰だったり、するわけで。
「おまえのこと、悪いけどそんなに注目してねーよ」って言ってくれる、
親切な人って、実はあんまりいないですしね。
言う方は、リスキーですから。発言するには、力いりますしね。


自分自身を知らざるをえない出来事に、
いやでもなんでも出会わないとなんない時ありますし。
それって逆カレンダー作って、歌いながら、踊りながら、
指折り数えて楽しみに待つようなことばっかじゃ、ないですしね。
それこそ「やー、これ、いらねーんすけど」みたいなもの、
渡されちゃったりもすることもあるし。


若気のいたりって、結構いいグルーヴのある言葉なんでないかって思ったりする。
昔話で大盛り上がりってときには、この手の話、鉄板ですから。
お茶うけに最適ですわ。


で。ちょっとそれますけど。
あたし、誕生日ってすごく大事な日だと思ってて。
小さい頃って、よく誕生日会ってやるじゃないすか。
あー、もちろん今もやってますけども。
おめでとうって言葉が、いちばんしっくりくる日なんすよ、あたしにとって。
バースデープレゼントも、大切な人たちには、贈らねばですよ。

昔、付き合ってた彼が、
「誕生日って、そんなに大事かあーーーー?」みたいなこと言ってて。
ブチきれたことありまして。

「なにを、いっとんじゃあああああーーーーー!
あたりまえに迎えられたと、思ってんのかあああーーーーー!
日々、サバイバルなんじゃああああーーーー!」
って。言いましたよ。

この一年、また生き延びましたっていう、記念の日だかんね。

ぼやぼやしてんじゃねーぞと。

彼、いい人でしたけども。そういう見解はなかったみたいで。
起床時間に合わせて、寝る前にパン焼き機のタイマー、セットする、
みたいな、素敵な暮らしぶりしてましたけども。

起きぬけ、ほっかほかの食パン、はむはむ頬張るような朝の風景にはね、
サバイバルって言葉、ちょっと違った地域の言葉だったかもしれない。
古い外車のオープンカーとかね、メンテしながら丁寧に、乗ってましたよ。
そういうとこは、信用できましたけども。

わざわざやりにくいことやってくって。面倒なとこいくって。
人によって向かっていくものが、それぞれ違うけども、
夢中になれることがあるっていうのも、やっぱ、あたりまえじゃない。

あー、だけど彼のカーステレオから相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」
が爆音でかかったときは、心の中で思うとこ、ありましたけどね。←爆笑
あたしじゃ、無理なんでねーかと。

そういえば、その彼に、
「おまえは、足る、ということを知らない」って、
言われましたよ。
常にmo'mo'mo'ーーーーー!ってやってましたから。

おなか、いっぱいになっちゃんたんだと思う。
いい人、でしたね、彼。


そんでもってね。ここ数日思ってるのは。
オザケン先輩のライヴ後、余波を感じるんです。
いろんなとこで、それにまつわる話聞いたり、読んだりしてると。

復活、うんぬんではなく。
なつかしい記憶のあたたかさのようなものだけでなく。
過去の記憶にかえることで、今の自分の中身を確認した喜びっつーか。
自分の身体の血と肉になってんだな、ほんとになあ。

そんな中、永遠って言葉が、ふわっと、舞い降りてくるみたいなね。
すぐそこに、光を感じながら。

リミットはある、けど、永遠もある。
あって欲しいと願う。
肉体をもって感じとれなかったとしても。


そんなこと思いながら。
あたしの中、まだ、埋まってませんからね。
これからやってくる未知との遭遇ために、スペースあけておきますわー。
無理矢理、ひきのばしてでもね。
なんだったら、圧縮させて入れ込みますわ!

ということで、本日の曲のコーナー、いってみましょう。
それでは、どうぞっ♡

http://www.youtube.com/watch?v=QkBUx6Zn6mo&feature=fvw


2010.05.31 07:36

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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「バガボンド33巻、でてたぞー!」
幼なじみ男子から、メールきましたよ。
このダイアリー、書き終わったら、速攻セブンイレブンいきますよ。

もう、何年も心の指南書として、このバガボンド、愛読しております。
武蔵と自分を勝手に重ね合わせ、
ときにいきり立ち、
ときにたちどまり、
ときに自分をとりまく世界のすべてに疑問をなげかけ、
そしてまたそれを自分で自分に投げ返し、
泣きながら、震えながら、手に汗かきながら、読み続けておりますよ。

本編がすばらしいということは、あたしが言うに及ばないんですが、
後ろのカバーに書かれている井上センセイの短い言葉にわしづかまれます。

いつもひらくのは、最後のページから。
もう、それだけで胸がいっぱいになるときも。

こんばんわ。
「もしも、おまえが男だったら、ぶん殴ってボコボコだ!」
もしくは
「もしも、おまえが男だったら、3回殺してる!」
と、別々の男子の友達にわりと最近、言われたところです。

どうやら、女であるということで、命びろいをしているらしいけど、
男子の友達の「だけど、おまえには幸せになってほしい」
という言葉には、無言で受け答えるしかない、
本日もシングルガールで安定感、岩崎有加です。


昨日はですね、3人展はるいちばんの打ち上げをですね、行いまして。
リーダーの陶芸家、吉田直嗣くんのすすめる中華料理屋にいきました。
開催させていただいたお店、halとawatenvouのオーナー女子、
そしてDMその他もろもろのデザイナーさん&ご愛息(吉田ファミリー)
はるいちばんメンバー3人で、ひさびさに集合です。

麻婆豆腐って、なんであんなにうまいんすかね?
もともと辛いものだいっすきなんすけど。
辛けりゃいいんでしょ!って言われてますけど。
辛けりゃごちそうなんすけど。
やー、参りました。昨日は。スペシャルでした。

最近感じた「いい感じ」な辛さは、蒙古タンメン中本の北極ラーメンに、
テーブルに置いてある唐辛子を付属のスプーンに軽く山盛り2杯っていうの。

それてる?それてる?

この間、この前ふりとか、かぎかっこの中身が長すぎるって、
まわりの友達に注意受けまして。
たまには、サビから始まる歌みたいにやってみたいんすけど。
ちょい、違うけど「カモメが翔んだ日」みたいな歌い出し、憧れます。
だけど、いつも歌っちゃうのは「迷い道くねくね~♪」なんすよね。

ほんと、すんません!

人の細かいところ、拾い集めて線でつなぐと、ざっくり輪郭はつかめるって、
ありますよね。ちょっとしたところが、逆にね。
注目すべきはディティールなんでないか?と思いはじめて久しいです。
わかりやすく、その人が放つ空気っていうのも、
確かにものいうこともありますが、そういうことばっか、ないですしね。

で、そういうことばっかに気を配っていると、こんな風になっちゃう、と。

では、始めます。本日の話ー。

リーダー吉田直嗣くんのはなし。
彼との出会いは、6年くらい前なんすけど。
先に彼の作品に出会ってた。黒い器です。
シンプルなライン、シャープで、錆のような質感。
黒っていっても、バスッと、これです!って主張する黒ではなくて。
黒、、、、、っていえば、黒っすねーーーー。みたいな黒。

このなんだかもの言いたげな雰囲気に手首つかまれた感じで、
そのままの流れで、皿もって、レジに向かったと。
初めて買った、黒い器。

それまでは、器は白。つくりこみ過ぎてないデザインの。
「だってえー、どんな料理もうけとめてくれるじゃないですかあーーー」
って、思ってた。そう、思い込んでたんだな。

はい、間違えちゃってたよ!

なんでも、うけとめてくれるっていってもさ。
万能選手っつーんですか?
予定調和っつーんですか?
それ、どうなんすかね?
このシーズンにおいて。

人生には、胸ぐらつかまれるような衝撃を!

おまえじゃなきゃだめだよ的なさ、男気のような強さで。
ハっとさせて欲しいわけで。ググっとひきつけて欲しいわけで。
トシちゃんの曲でベストは「悲しみtooヤング」なわけで。

そんでもって、吉田くんの器が、やってくれましたよ。

その黒は、鮮やかな色の食材、まあ、映えましたね。
それでしか出す事のできない空気、放ってたあーーーー!
知らなかったーーーー!
エッジの厚みや重さ、おまけに使い勝手もよくって。
「おおおおおおおーーーーーーーー!、吉田さん、いいっすね!」と。

どんな人が作ってんだろ?
イメージしたのはガタイよくって、ひげ。で、神経質そうな無口な人。

ある時、ご本人にお会いした。

はい、間違えちゃってたよ!

線細くって、きめ細かい肌の質感。透けるように白くて。
きりっとした目元の、まあいうところのイケメンってやつですよ。
ばびりましたよ。
   ↑
びっくりしたの上をいく衝撃をうけた時つかいます。でどころはわかりませが、
妹がつかってて、カッコよかったからサンプリングしてます、ずっと。

おまけに人の話を常に爆笑で迎えてくれる。
「えっ?あたしって、もしかして面白いのか?!」っていう錯覚をおこさせて
くれるサービスマンでもありました。醒めないでいてほしいさ。


で、ある時あたしの店に、彼が、現れた。
そして、なにかいっしょにやんないか?みたいな話をもってきた。

「いいじゃん、やろうよおー」と、軽い感じでひきうけた、そうだ。
あたしはこれ、覚えてない。適当だな、よく知り合ってもないのに。
おまけに彼は、あたしがどんなもの作ってんのか、知らなかったのに、
なんでそんなこといってきたのか、未だに疑問。

そしてもう一人のメンバー、画家の鈴木健司さんとで
春の恒例イヴェント「はるいちばん」は、始まりました。

吉田くんの作品をここ何年か、見続けて、使い続けて、いろいろ思う事あって。
年に何度も作品展があるので、可能な限り足を運ぶんですが。

毎回違った表情をみせてくるわけで。
初めてみたときの黒でない黒。
ラインも、雰囲気も変わっていってます。
ここ数年は白い器も。
あたしにとっては、なじんだ白っていう器も、
一周まわって、これがまた、いいさ。

彼の生活やあたまんなかで、どんなことがおこっているのか、リアルタイムで
知る機会はほとんどないけど、器はなにか、ものいってくるわけで。

そしていつもあたしの手をひっぱって、またその流れで、器もってレジに向かう。

一人の陶芸家の作品を、何年かかけて追いかけていくっていうことが、
あたしにはこれまでなかったから。

彼の時間経過のなかで起きた変化。
並べて触って、じっと見つめていると、
それぞれの持つ景色があらわれてくる。
ような、気がするんだよなあ。

器自体の問いかけを、あたしは読み取ろうとしたりするときもあれば、
たまにあたしの勝手で丸投げしたりして。
これは今もなお、進行形で続いているやりとりで。

彼のパーソナリティ、すごく好きですけど、だからっていって、
作品も好きになるとは限らない。

ここねー、人も作品も好きってねー。
合致してねー、ほんと嬉しいんですよ。

なおかつ、一緒になにかしでかせるって。
もちろん、もう一人のメンバー、鈴木健司さんにもおんなじこと思う!

ああ、あたしも辞めないでこれて、よかったよ、と、素直に感じる。
そして「さきっちょ、おもしれーじゃん」と、言われるあたしでありたいと。
      ↑
これ、吉田くんしか、呼んでません。「ロック」って叫んでる時もある。

あー、しゃべりじゃないすよ、作品すよ。

そういったあたしの心のフツフツ感を、いつも絶やさないで、いさせてくれる。
たまにグラグラな沸点もむかえさせてくれる。
そんなリーダー吉田くんであります。

やったるでえええーーーーー!真剣、持っとりますから!


つーことでね、吉田直嗣個展情報のコーナー!!!!!!!
特に湘南地域のみなさま、よろしくっす!


いやいやー、盛り上がってきましたねー。
それでは本日の曲、いってみましょうー。
どうぞっ☆

2010.05.27 10:47

今日の西アフリカ

[丹保昌子]

5-25桜島.JPG
 只今、一時帰国中です。前回は舅を看取るための帰国でした。あの、とても寒かった2週間の滞在期から3カ月が経って...やわらかそうな芽吹きの黄緑色がとてもきれい。一斉に芽吹く、やわやわとした黄緑色に山が染まる。西アフリカには無い色。緑の色にも無数の複雑な色合いがあることを知ります。
 花も緑もきれい、空気もきりっと澄んでいる。木々の匂いがまるで違う。故郷の匂いに身体が自然に喜んでいるのが分かります。
 一ヶ月ちょっとの滞在期間、その短い間に季節が刻々と進んでいくのが良く分かります。アフリカではこのように急な季節変化はありませんから、いまさらながらに驚き、感動しています。
 旬の食べ物。たけのこ、ほたるいか、そらまめ、いちご、あさり。ふかふかぴかぴかの日本米の美味しいことよ。
 ようやく目にすることが出来た、「ボタンとリボンVol.2」。じっくりじっくり読んでいます。自分の文章が雑誌に載っている驚き。そして、どのように人々に受け止められているのでしょう?何か響くものがあったらいいなと思っています。
 
☆☆☆☆☆
 
 只今の現在地は鹿児島。アフリカに移り住む前に6年間居た街。古い車に乗ってはるばるやってきました。南下するとまた、緑の色が違います。今回やってきたのは、夫の仕事もありますが、最大の理由はトランクルームに置いてきた荷物を整理するためなのです。
 当初、アフリカ滞在は2年間の予定でしたが延びに延びて7年。さっぱり帰国のめどがつかないので、きれいさっぱり片付けようということになったのです。膨大な荷物を目の前にして呆然。こんなにため込んでいたなんて。
4日間ほどかけて中身を確認して、いるものとそうでないものを振り分け、つめ直して封をして、引っ越し業者と手続きをし...何とか滞在期間中に終えました。
 また、懐かしい人々と再会を果たし、互いに喜び合いました。鹿児島から離れて随分経ちましたが、人は変わらず温かく、人情深く、懐の深さ(これこそ、薩摩人の特徴!)を再確認しました。
 私たち夫婦は、「老後は鹿児島で」を夢にしています。だって、なんてったって温泉が!そこらじゅうで!湧いているのです。引っ越し作業でへとへとに疲れた体を、近くの温泉に通って癒しました。ビバ鹿児島。
 また、きっと。これからも何度も、足を運ぶことでしょう。第二の故郷ですから。
 それにしても、この鹿児島弁(正調・薩摩弁とは違って、標準語に独特のうねるようなイントネーションがつくのが特徴)、ものすごくうつりやすくて、私も話している言葉が変な発音になってしまいます。今でも抜けだせません
 さて。明日から福岡の親戚を訪ね一泊、翌日はフェリーで一泊し、関西入りします。親子三人、旅がらす一家です。
   
写真:JR鹿児島中央駅の屋上には観覧車があります。そこからの絶景。桜島がどーんと見えます。
2010.05.27 08:35

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

100518_1426~03.jpg
夕方から大風吹いたー。
明日は、いい天気だっていうわけですが。
どないでしょ?

前回のダイアリー読んだよってなんと、元バンドメンバー←爆
から今日メールもらってーーーーーー!
当時のこと思い出したって。
あたし、数ヶ月前に、携帯なくして、連絡とれずだったものですから、
助かったー!ハガキ書くしかないんか?って考えてたから。
インターネットってすごいすね。
あんまり普段使わないけど、あえて言おう!
「つながってるーーーっ!」うれしいわあー。ありがとう。

「飲みながらおしゃべりしてるみたい」って書いてありました。
そうか。このダイアリー、別名イワサキラジオなんつって、
言われておりますが、呑みながらって。。。。。。すんません。
シラフで、書いておりますよ。

あたしは家で、お酒はほぼ飲みません。
みんながうちにやって来て、ご飯食べたりするとき1杯くらいすか。
ひとり酒は、やりません。ナイトキャップ。言いたいだけです。

お酒は、バーテンダーの方にサーブしていただくものと、思ってます。
だから、お酒の味が好きなんでなくって、バーが好きなんです。
居酒屋にもいきますよ。焼酎のあったかいお茶割り薄めです。

作品展のお祝いに、あたしは花やだから、お花をいただくことって、
ないんですけども。
なぜか酔っぱらいのイメージが浸透しているのか、
お酒を頻繁にいただきます。

独身彼氏なしの女子の部屋には、アルコール。似合いますね。
ぴったりですわ。ばばばっと並んでるのキッチンに。

シャンパンとかね、ひとりがけソファに座って。

「自分へのご褒美ですよおー、仕事、ひとくぎりついたんでえーーーー、
きりっと冷やして、ゆっくりいただきましたあーーーー。
いちばんハッピイな気分にさせてくれるお酒ですよねっ。
はじける泡ってえーーーー、きれいじゃないですかあーーー。
なんかあーーー思うんですけどおーー、刹那的?一瞬のきらめき?
そういうこと感じられるっていうかあーーーーー、そういうのありません?」

とかさ。

ないから。シャンパングラスが、ないから。
ソファも、ないから。畳だから。

ねっころがってっから、いつも。だめだな、こりゃ。

いま、午後9時24分。さっき、店のシャッター閉めました。
こうして、パソコン前にすわってキーボードたたきながら、
明日、店の定休日なんていう夜は、最終新幹線にのって、上京して、
呑みに行きたいと、思う瞬間がたびたびあります。
で、行くことがあります。

この話、ある実家東京の方に話したら、だいぶびっくりされてて。
こちらから東京への距離感と、東京からこちらへの距離感って、
どうやら違うらしくて。
新幹線通勤でもしていればね、また話、違うんでしょうけど。
沼津って伊豆の入り口ってイメージなんでね。
伊豆って響きがね、もうすでに、非日常だから。
そんなあたりから、終電でくんのかっ!!!ってことなんでしょうけど。

最終新幹線は午後10時たしか10何分か、なんですが、まだ、間に合います。
自転車にのって、駅まで7~8分、東海道線で三島まで6分、
そこから新幹線乗って、品川まで55分くらいすか。

12時あたりには、めざすソウルバーのカウンターに座れるんですね。

で、ここでせめぎ合う。

行きたい!どうする?行くか?どうすっか!あーーーーーーー!って。
定休日にも午前中は仕事あるんで、戻ってこないとならないと。
それは、たいしたことではないけれども。
ささっと、パソコンの電源おとして、飛び出せる時と、
こうして、なんだか迷う時とある。

でも、行きたい!グズグズするわけですね。

なのでちょっと前にミラーボールをですね、購入いたしまして、
4畳半メインルームに吊るしました。
ディスコソウルがだいっすき、なわけなんではないんですが、
キラキラ輝くミラーボールを眺めて、気を沈めると。。。。。。

ああ、今頃は、カウンターにしがみつきながら、
「マスター、リクエストしちゃって、いいすか?!」なんて
やってんだろうな、とか、マスターは今日もカッコいいんだろうな、とか
今夜はどんなグルーヴが巻き起こってるのかな、とか、思いを巡らせてる。

でもまあ。
「今日のところは、これで我慢なさいよ」と自分に言い聞かせる。
3回に2回くらいの割合で。
そういう、駆け出したい気持ちの抑止力になるわけですね。
ミラーボールが。ここでやんなさいよって。パーティを。
くるくるまわしてね。自分の部屋のいろんなものが
映り込んでるそれを、じっと覗き込んで。うんうんと。

走ってばっかだと、さすがにしわ寄せくるんですよね、
身体にっていうより、精神に。
ガス欠状態でも、いけんじゃないかって思っても。
こっからじゃ、ないか!って決め撃っても。
距離の移動は、それなりにすり減らすもの、ありますから。
早朝の新幹線、ヨレヨレ状態で乗り込んでますから。

ただ、その車内で食べる、朝のおにぎり弁当は、ほんとにおいしいんですわ。
とりの唐揚げのちょっとした油っ気が、身体にしみてきます。
一個しか入ってないんだけどね。(あとウインナと卵焼きもはいってる)
一気にエネルギーチャージしますから。

昨日、東京に住む友達と、昼過ぎに電話ではなしてたら、
「今夜、そっちにいってもいいか?」って急に言われて。
その日にはなしてて、その日のうちに東京から友達がやってくるってことは、
自分はそういうのありますけど、逆に言われることって、今まで一度もなくて。

で、迎えにいった場所で、彼女を見つけたら、なんだか笑けてきましたよ。
手に紙袋つり下げて待ってた。
たくさんのおみやげでした。
その軽やかさが、その唐突さが、彼女の普段の仕事のときの
生真面目な雰囲気と、かけ離れてて、興味深くて。
そして新鮮だった。

あー、これ、噂のギャップですか?
関係性にもよるんだろうけど、あたし男だったら、かなりグッとくるな、
このシチュエーション。ステージ一段上がった感じ。

好きに、なっちゃう、かも。テヘっ♡
         ↑
しつこいっすか?これ、流行らないですかね、どうにかして。


不意打ちか。。。。。。。なるほど。


昔、よく通った喫茶店で一緒になる常連さんがいってた。
「人生は、ポップに」って。

ポップってポピュラーって意味もあるけど、「だしぬけに」って
意味もあるんですね。家に帰って辞書ひいて知った。
炭酸ボトルの栓を抜いたときに、ブクブクってあふれる泡のごとく。
「ああああああああーーーーーっっっっっっっ!」なんて騒いで、
炭酸、手首までまわり込んで、ビタビタにぬれながら、
なんだかなごやかで、アホみたいな空気。
そんなぐらいでいいんだよ、人生はって、言われてるみたいで。
もう何年もこの言葉、心の中でスパークしております。


さてー、最後の新幹線はもう、行ってしましましたよ。
今夜は、この曲聴きながら、コーヒーでも飲むですよ。
おともは「ブルータス30周年特集・ポップカルチャーの教科書」
これで、完璧でございますわん。

それでは、どうぞっ☆

http://www.youtube.com/watch?v=Bc721W3MusE


2010.05.25 08:41

今日も珈琲

[廣瀬義智]

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葉山は昨日に引き続き雨が降っています。
葉山から逗子までは基本的にバスを使う人が多いのですが、僕は仕事柄バスのない早朝、深夜に通勤、帰宅することが大半なので原付きバイクで駅を往復しています。
今朝も雨が小降りになったのを見計らったバイクで家を出たのですが降水確率90%は甘くないですね、すっかりびしょ濡れになって駅に着きました!上着はパタゴニアの防水ジャケットを着ていたので問題ないのですが、パンツはびっしょりです。しかも駅に着いたら東京方面の電車は行ったばかりで次の電車までは20分もあいてしまいました。ズボンは濡れているし、寒いしで、こんなときはやはり珈琲です。駅前のコーヒーチェーン店でちょっと一息つきました。電車の時間もあるのでゆっくり珈琲を飲む時間はありません。時間が少なくてもすぐ飲めるのがエスプレッソ!です。もとエクスプレス(=速い)を語源とするエスプレッソは、イタリアのバールでさっと一息つくとくによく飲まれています。駅前のコーヒーチェーン店は、最近では珍しく手動型のエスプレッソマシンを使っていて味は他店のエスプレッソと比較すると格段美味しいです。そして何より店員の「随分濡れちゃいましたね」とか「お仕事いってらっしゃい」なんていう一言で温かくなって仕事に
向かいました。
雨の朝のわずか5分足らずの出来事です。
2010.05.24 10:56

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

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「セックス・アンド・ザ・シティ」の新しい劇場版公開が、近づいてるっ!
だから、ここ最近は、テレビ版のDVD観るのに忙しくって、
夜回りできない!!!!!!!!←バカ!

みなさま、ごきげんいかがですかー?
前回の劇場版SATCで、キャリーがMr.ビックと結婚したってことが、
どんなに感慨深いことなのか、テレビ版DVD、観進めるごとにグルーヴが加速して、
勝手に感情移入が止まらない、シングルガールで安定感、岩崎有加です。

キャリーとあたしの共通点なんて、パソコン持ってるってことぐらいだけんね。
あー、真夜中「love。。。。。。」ってキーボードたたいちゃってることとか?
やってない、やってない。やれるもんならやりたい!
そうだ、ありました、共通点。
女子の友達には常にリスペクトを捧げておりまっす!

そういえば、もう、沼津ではあだ名、「ロック」になってます。
岩崎はつきません。

村椿編集長のだんなさんには「ロックンローラー」と言われました。
それならそれで、いくしかないと、「ロック」という名に、恥じぬよう、
生きていきまっす。ロケンロオオオオオッーーーーー☆!!!!!


前回のダイアリー書き終わって、すぐ編集長に原稿送って、
実家にいったんですよ。夜中です、もうすでに。
あたしの家はお風呂倉庫になってるから(店の資材とか置いてある)
いつも、お風呂実家の、貸してもらってて。
実家っていっても、自分の家から100メートルも離れてないんすけど。

そんで、二階の、もとあたしの部屋で用事すまして、
下に降りよっかなあーと、思ったら、なんか見えた。
階段のぼりきったところに置いてある引き出しの脇に、
手帳が、落ちてるの。かなり、不自然な感じで、ぽつっと。

茶色いクオバディスの。
「なんだこれ」ですよ。1冊だけあるわけですよ。
拾い上げて開いたら、笑ちゃったんですけど、
あのパリに初めて行ったっていう1993年の手帳だった。
さっき、書き終えたんだよ。そのダイアリー。
感動したああああーーーーってさ。


「おいおいー、岩崎ぃー、出来過ぎぃー」
なんだけど、ほんとだってばさって。

こまっかい字で、いろんなこと書き込んでありましたよ。

で、お風呂はいって、自分の家に持って帰ってきて、読み始めた。

書かれてあること9割方、記憶にない。
だれとどこで何食べたとか、観た映画とかビデオとか、なにを買ったとか、
花の名前とか、ライヴ情報とか。もちろん、大好きだった人のこと。
これ、やたら面積とってた。

教習所に通ってたから、その日習ったこととか←真面目か?!
友達のデートにレストラン予約するように頼まれたとか←パシリか?!
元旦にはディズニーランド、キングオブ遊園地ー!とか←子供だ!

たった一度だけバンドのライブにでたことがあって。
バックステージパス、貼ってあったー←コーラス&マラカスだったけどねー!

タイムテーブルと共に、それはそれはてんこもって、書き記してありました。

この年、あたしは東京から、沼津に引き上げてきたんですよ。
9月のはじめでした。

7月に、バンクーバーにいる友達をたずねて。
好きな人にカナダからの手紙書いてー。←やりたいだけー!

その後、二人でトロント経由でパリに。
「まるで、夢のよう。ほんとに、生きててよかった」って、
書いてあった。←爆

そういえば、バンクーバーで、
スタバに初めていったのもこの旅のとき。
夜遅くまでやってるコーヒーショップ、
でもってやたらスタッフ、フレンドリー、
カフェモカって、なんですかー?って。
つーか、猛烈うまいんですけどっ!
びっくりしちゃいましたよね、アレンジしすぎだっつーのね。

字の雰囲気や、出来事の感じ方が、どこかよわよわしいんですよ。
やる気は、ありそうなんだけど、ちょっと射し込まれたら、
すぐしゃがみこんじゃいそうな、やわさ、が、ある。
迷ってっから。ゆらゆらで。陰ってる。
実体のない不安感みたいなもの、怖かったんだと。
自分でつくってるって、知らなかったから。
人に言われたことも、かぎかっこでくくって、気にしてた。

特に、地元帰ってきてからは、ほんとにメンタル、ズタズタでしたから。
よく泣いて。悔しくて、悲しくて、やるせないという。
やってらんないっつーのよっ!なんて悪態つく勢いもない。

東京から夢を描いて、戻ってきたわけで。
修行っていってもたいした年数じゃなかったけども、
息巻いてね。ノリにノッてましたよ。先走って。
「世界、変えてやる!」みたいなね。
世間知らずだったからさ。
怖いもの、知ろうともしてなかったから。

けれども、現実は厳しかったすね。
当時の仕事メンバーは、祖父母と母親とあたしで。
もともと祖父母のやってたよろずやの、
片隅で花を売ってるっていう状態の店だったんですよ。
で、ゆくゆく花やにしていこう、みたいなね、見切り発車で修行に。
帰ってきたあたしは、祖父母にとって、お城の乗り込んできた、
敵兵みたいなね、扱いでしたから。
あたしも、気弱なくせに頑なでしたから。
働き始めて早々に、壁にぶちあたってて。
このギャップはいらないと。でも、これが現実。きびしいーーーー!と。


「人生は、思ったとおりにいかないものだ」なんつって、書いてた。
おー。わかってるじゃんかって。
でもこれ、どっかでサンプリングしてきたフレーズだね。

地元の友達もいない、なじみの店もない、やりたいことはかなわない。
その頃はまだひとり暮らしじゃなかったけど、
実家で、家族といても、逆にさみしくって。
温度差、ありすぎてねー。甘ったれでした。

そんなだから元気、なかった。
こっちにきてからは。
ノリノリで戻って来たのにね。

そんな感じでした。

自分が自分のこと書いてあるのに、なんだかなあー。
懐かしいっていうよりも、気恥ずかしいっていうよりも、
必死だったんだねえー、おつかれっす!と、
労いの言葉をかけてあげたくなりました。←大爆

今、バーのカウンターで、1993年のあたしに会ったら、
確実におごっちゃるっ!約束する!
酔いつぶれても大丈夫。家まで送ってやっから。
近所だかんね。タクシー、乗り合わせてさ。
だから、安心して、お呑みなさいよ!

そして2010年のあたしも、いっしょになって、泣くんだわ。
号泣だわ。なんならカラオケ付き合うし。
ベロンベロンになってねー。
いっしょに奥田民生先輩いっとくーー?
「イージュー★ライダー」歌っとくーーー?
あー、だめだ、1996年だもん、この歌。
じゃあ「すばらしい日々」で、いこうー!ギリギリだね。

やー、でもね、生きててよかったわ。←頷いて。

「人生は思ったとおりにいかないものだ」
そうだ、そうなんだけども。付け加えるなら、
「だから、なんだっつーんだ、泣いてなんぼじゃああああーーー!」
逃げずに向かえよ、明日に向かって撃てよ。なんちって。


あの頃のあたしじゃ、かわいそすぎだわ。
悪い子じゃないんですけどね、ユーモア足りねっす。
チラチラッと女の子チック♡隠しながら、やんならやるな、最初っから。

なんですが。
よりによって、この年の手帳が、やってくるなんてさ。
はいどうぞって、空から降ってきたみたいだったから。
他の手帳って、どこにあんのかな?

ページめくるたび、あたしの中のあたしって、無意識のあたしだけじゃ
なくって、忘れてしまったあたしってのも、あんだなと。

ひさしぶりの再会に、なんともいえない、なまぬるい余韻感じた。
おかげさまで、今は元気にしております。
無駄撃ちし過ぎて、たまにげっそり、ぐったりですが。


出来過ぎな物語。うそのようなほんとの話。


それでは、本日の曲のコーナー!
どうぞっ☆
「こんにちは!」って大きな声で。
気持ちいいすっから。

http://www.youtube.com/watch?v=D7zr_CVuiCY

2010.05.24 07:20

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

100518_1423~01.jpg
日曜日、仕事早めに切り上げて、上京して。
東京在住幼なじみ女子のミゼットで、ドライブ。

おー、国会議事堂だああああーーーー!
ポリスでいっぱいだーーーーー!
捕まえられないように、逃げろーーーーーー!

風が、きもちよすぎてー。
やーやー、冴えましたね。
開いてく感じで。
自分、粒子になりましたねー。空気に溶けだしてねー。
思い込みですよー。でもいいんですよー。
そんくらいのハッピイフィーリングだったんですよって、話。

あたしは、車の運転、もんのすんごい苦手で。
彼女はね、上手です。思い切り良くて。スカっといきますよ。
斜線変更とか、ミラーみてできないから、
窓から身体のりだして、「いける?いける?」とか、
やってる感じなんですけど。
地図読めないし、標識、いくつかあると、あわあわします。

地元の走り慣れた道のみオッケー。
あとは自転車乗ってー。
それか、ぷらぷら歩くー。

関係ないけど、タクシーは大好きです。
特に、東京で乗る深夜タクシーは、ディズニーランド級に、
胸キュン指数、上がってく。

外の景色、眺めながら。
ぼわっと酔ったあたまを窓ガラスにあててねー。
その日にあった出来事を回想する時ってねー。
大人になってよかったわあー、あしたから仕事がんばるわーって、
いつも思います。

「夜景が、好き」なんじゃないのです。
「流れてる」のが、好きなんです。
とどまらないっていうことが、感情を、過剰にひきだしてくんです。
そして、それも、流れてく。
そこが、いいっっっ!くないですか?


あたまんなかでは、オリジナルラヴの「流星都市」ですよ。
まあ、歌詞にあるみたいに、だれも待っちゃくれてないけども。
気分だから。いいさ、そこは。

で、ですね。
前回、書こうと思ったはなし、始めますけど。
若干、スピンアウトなんですけど。

数ヶ月前にね、初めて会った男子がいてね。
彼、ブログ書いてるんですけど。
あたし、熱心な読者なんですけど。


彼の文章の中には「旅」っていう言葉や
それにまつわる話がよくでてくるんですね。
人生は旅だ、的なのじゃなくってね。
物理的な距離の移動を伴っての「旅」の話ね。

で、何回か会って話したときとか、メールとか、電話とか、
しつこくね、この「旅」っていうことについて質問してたんだけども。

何をそんなに聞きたいんじゃって、もはや自分もわかんなくなってる感は
否めないんだけど、「旅」って、注目ワードじゃないですか。

彼に限らずなんだけども、
なんで、「旅」に出るんだろうと。

人生そのものが旅だから、いいじゃねーかと。
つっかかってく自分をどうにか解析したくって、
いろいろ考えてたんですよ、ここんとこ。

いま、まわりみわたすと、彼がいちばん「旅」的な人だったから、
その理由、教えてよって。オザケン先輩の歌じゃ足りないよって。
ごめんなさいねー。乱暴ものでねー。


で、彼がいったのは
「行った事ないところに行きたいとか、見た事ないもの見たいんですよ」
って。
「ここじゃないどこかへの憧れ」とかね。
ほかにもいろいろあるんですけど。

で、あたしは「ふんふん」と思ってみたりもするんだけど、
いまあたしにそういうものあるんかな?って考えたら、
すぐに、思い浮かばないんですよ。
で、何度か彼から、旅してた時の話ききながらね。
この間、ふいに気がついたんですよ。

「あたし旅に出ること自体を、諦めてんな」って。



久しく、長期休暇がとれない仕事状況になってる
っていうのも大きいんだけど。

実際に、仕事やらせていただいてるお店のみなさんにね、
「あのー、旅に出たいんで、生け込み休ませてくださいー」
とかって、言えないっつーのね。
そこまでして見たいものあんのかって?やー、どうだろ?
いまここで、与えられてる仕事をどうにかしてまで、
行きたいのかそこへ?やー、微妙っすねー。。。。。。

そのあたりでいつも考えるのストップさせてたんですけど。
もちっともぐって、みようと。
過去に旅した記憶、さかのぼってみましたよ。

初めてパリにいったときのこと思い出して。
21歳の時だったんですけど。
中2からオリーブ少女だから。
ロマンティックガールのためのよみものだからさ。
憧れの象徴だったんですよね、パリが。
リセエンヌには負けないよって、思ってたから、本気で。
クロワッサンにはカフェオレだってばよって。
コーヒーとミルクは同時にカップに注がねば、はじまんねーと。
サンドイッチオージャンボン!

そのとき大好きだった映画で「冒険者たち」っていうのがあって。
凱旋門を飛行機でくぐりぬけようとするシーンがあるんですよ。
で、見にいったんすよ、その現場を。
足下、ぐらぐらになりましたね。
感動したああッッッッッッッアアアアアアっっっっっっっーーーーー!

表記、できない。無理。

だから、あたしも「見た事ないもの見てみたい」し、
「ここじゃないどこかへの憧れ」とかね、知ってんだ、と。
まだまだ行ってみたいってところもあるんだろうと。
彼の言う、それとは違うかもしれないけど。

ただ、現実は。。。。。むずかしい。
かなわないことを願い続けてもつまってくるから、
「べつに旅にでなくってもいいわー。生きてくことが旅のようなものなのだー」
で、決着しようとしたんじゃないかと。
飼いならしたんですね。
自分の欲求をね。
あるもの使ってやれないやつが、旅に出たってどうなんのよって。
確かに、それもあるとは思うんだけど。

そして、いつからか「旅に出る」って言葉をね、見ないように箱にいれて、
鍵かけた。自分自身で。がちがちにね。
けれども、聞き分け良く、そんなかに収まっていられない状況に、
なってきた、と。
がたがた、暴れ始めたわけですよ。
無理くりやってることだから。

極論ですけど、行きたきゃ、仕事やめればいいんですよ。
そういう選択肢もあるってことに気がついたんですよ。
そこまでして、旅に出たくなるときも、あるかもしれないからね。

うらやましかったんでしょうね。
旅してる人たちが。
あたしには意気地がなかっただけ。
単純にはそういうこと。

「旅したいけど出来ない、仕事あるから」しかない、じゃなくて、
「旅したいから、仕事やめる」っていうのも、あるよっていうのは、
なんか、すごい気が楽になったっつーか。

選べるってことって、鬱々感、つのってくって、ありますけどね。
これしかないってことも、同様なこともあって。

あたしの場合は、あきらかに後者でしたわ。
この件に限ったことではないかもしれない。

うっかりすると、なじみの考え方でやり通しちゃうから。
なんだか居心地悪いんだけどって思ったら、
一回振り返ってフラットに仕切り直した方がいいすね。
マイルールに縛られてないかどうかのチェックね。


だからっつって、仕事辞めないですけども、明日とか。
そういう未来もあるかもしれないって思うと、
ぐわーーーーっとね、今まで感じてたよりも、
もっとその先に、道が続いてくような気がしてねー。
アウトバーンだよー。スピード制限なしだよー。って、
ずっと信じ込んでたら、あるんだねー。知らなかったよー。

そういうこと考え直す、タイミングだったみたい。
彼はそれをあたしに伝えるためにやってきた使者なんだー。
鍵を開けに来たー!イエイっ!
わーい!サンキューです。
と、よりドラマティックに盛り上げましょうー。
パーティやるわ、まじで。


あたしなんだか、夢見ることを、忘れてたわ。
お酒のんで、酔っぱらってばかりじゃ、だめなんだな。
たまには、醒めない夢もみなくちゃ、ねー。って、思ったんです。

醒めたふりして、ほんとのところは暑苦しいですからね。

夢見る頃を過ぎても。。。。。。。
いやいや、過ぎないよ。

取りこぼしちゃいけないものは、
サイレン鳴らして、つかまえにいくですよ。


そんなかんなでありますが。
しばらくは、今ある場所で旅、続けまっす!


それでは本日の曲のコーナー、いきましょうー。
どうぞー!
http://www.youtube.com/watch?v=3rgc_sXm_1U&feature=channel


2010.05.21 07:41

今日の本屋

[坂本真衣子]

6BB4.jpg
 先週、購入を検討しているプレス機を確認するために版画工房にお邪魔しました。確認するって言っても、「どのくらいの大きさかなー」くらいの気持ちなので、目の前にしても「ほう」とか、「すごいですね」しか言えず、先方も困惑しているようでした。とてもしっかりした作りのもので、これがあったらどんなに便利だろう、と夢がふくらみます。でも、「買います」という言葉を飲み込んだのは、乗せる台に固定しなければならないことに気が付いたから。そこの工房では、上部が板になっているシェルフにがっちり固定されていて、「普通のシェルフですよ」とのことでしたが、先にこちらを調達しなければと慌ててしまいました。30キロの重みに耐えて、上部にプレス機を固定できるシェルフ。どこに行けば手に入るでしょうか。

 ところで前回、「紙が届いたんだよ〜」と浮かれ気味のダイアリーを書きました。その後、印刷をしていよいよ製本を、というところで、なんとなく違和感があり、紙を触ってみると・・・・・・注文した紙と違うことに気が付きました。慌ててお店に駆け込み、再送の手配をしてもらい、本当の紙が届いたのは今日、火曜日。23日に断裁をするので、それまでに印刷して、折って、かがって、見返しを付けなければいけません。こういうかなりギリギリな状況になると、慌てるのを通り越してしまいます。世界がふっ、と静かになって、体の中から「やってやるぞ」という闘志が沸いてくる感じ。特別器用でもないし、素晴らしいアイデアを出すこともできない自分だけれど、根性だけはある。それが強みです。
 
写真は、頑張れプリンター。
2010.05.20 07:17

今日の本屋

[坂本真衣子]

4F66.jpg
「あお」の進行状況。デザインのちかちゃんからデータを受け取り、印刷してどんどん製本中! と言いたいところですが、どうにも互換性が悪く、何回データを送りなおしてもらってもうまくいきません。こっちがよければ、あっちが変に表示され、それならばあっちをこうしてみたら、こっちがおかしくなり、とてんやわんや。涙を流しながら、マニュアル書を読んでは検索を繰り返し・・・・・・こんなにIllustratorと向き合ったのは前職以来でしょうか。結局のところ、面付け(ページ順になるようにデータを配置)までちかちゃんにお願いすることとなりました。ああ、作業自体は苦じゃないんだけどなあ。受け取れないものは仕方なし。次回は、うまくいくといいなあ。印刷をちかちゃん家から、わたしの家に移すべく奮闘中なのです。
 話は変わりますが、この間飲食業の人と知り合い、その方から「以前、メニューを製本家の人に作ってもらった」という話を聞きました。どんなメニューにするかたくさん話し合って、結果素晴らしいメニューが出来上がり、とても嬉しかったとのこと。自分のことではないですが、この話を聞いてすごく嬉しかったです。ただでさえデジタル化が進んでいる世の中、手製で、紙で、本を作ることにどんな意味があるのかを常に問いかけられています。わたし自身も、紙という形でないほうが受け入れられる本もあると思っています。それでも、存在自体が嬉しいと素直に言われると、やっぱりほっとします。
 もがいてももがいても未熟で、うまくいかないことだらけの毎日。それでも、みんなで「いい本になりますように」と、必死に考えて、考えて作ったものは無駄なものではないと信じたい。今、わたし達にできる精一杯のこと。どうか、届きますように。
 
写真は、「紙が届いたんだよー!」の喜び。上に乗っているのは、表紙に使うクロスの見本帳。
 
2010.05.18 09:06

ノーロマンティック・ノーライフ

[岩﨑有加]

100513_1124~01.jpg
今月末から来月にかけてのウェディングの打ち合わせに、
日々、わらわらと過ごしております。

これまで何組のみなさまのよき日のお手伝い、
させていただいたことでしょうか?
数えた事ないけど。
けっこうな数になりますわね、たぶん。

ウェディングきっかけで、長いおつきあいになる方々も
たくさんいらっしゃって。
なかにはお子さん連れてうちの店に、お見えになったりすることもあって。
もうねー、いないときのことだからね、出会ったのが。
人のお子様って、どんどんおっきくなってくんですよ。早い!

そんでね、あたしは結婚式、一回もやったことないですよ。
知識と経験ばかりが重なってゆくのですよ。
耳年増ってくのですよ。

「当日まで、体調ととのえて、気をつけてー」
とか、おかあちゃん状態だもんね。
実際ね、かなりハードなスケジュールになってきますからね。
結婚式終わって、倒れちゃうってはなし、ききますもん。
てんぱりますよ。そりゃそうだって。


でもねー。
なんか、こういうことやらしてもらってて、いいんかな?とか、
たまに思うんすけど。自分の相手、みつけらんないあたしがさ。
どうなんかなと。


恋愛と結婚てー、違うじゃないですかあー。
あたしはー、仕事ずっと続けてきたじゃないですかあー。
「仕事が恋人ですかあー?」とか、よくきかれるんですけど、
別に、そういうわけじゃ、ないんですよー。
運命ですか?信じてないっていったら、嘘になるかな。。。。。
恋は堕ちるもの、ですしねー。操作できないっていうかあー。
ドラマティック?そうですかあー?いっつもそんな感じですよー。
あ、全然、意識とかしてないです。
そおいうのって違うと思ってて。
自然体がいちばんかな。
でもやっぱり、シナリオ通りにいかないもんですよ。
そこが、おもしろいっていうか。
あ、でも、こんなことも言われたな。

「まだ、あなた、ほんとに人を好きになったことないのね」って。
(これに関してのみ実話。朝帰りのタクシー内で女性の運転手さんに
いわれたんすよ、どんだけだっつーの、それもわりと最近)

あー、いつもの言いたいだけですから。スルーで。
追い越してってくださいよ。
いまみんなの気をひこうとしただけっす。すんません!

とか言いながら、やりますけどね、リクエストある限り。
あるうちに、真剣やりますよ。トップギアですから、確実に。
この、ショートコントのことじゃなくて、仕事のことっすよ。

最近はドレス、どんどんデコラティブになってて。
スカートのボリュームっていつからあんなにかさ増しされたんすかね。
同時にヘアも、盛ってますよ。マリー・アントワネットですよ。
さすがに船とかはね、ないですけど。
やりそうな勢いの方もいらっしゃいますからね。
でも、船出のときですから。
逆にいいんかな?

そうかと思うと、もんのすごいシンプルで、カットで勝負、
みたいなものとか。素材もね、いろいろでね。
興味深い。ここ、7~8年でだいぶ様変わりいたしました。

ドレスのセレクトって、ご本人のキャラでてくるとこなんですが。
普段の服装のイメージ、そのまま、って方もいらっしゃるけど、
「あー、こうきましたかっ?!」って方もね、いらっしゃってね。

あたし、それ、知ってます!
すんごい武器なんですよね!
つまり、ギャップですよね?!
男子が口をそろえて「いいよねー」っていってる、ギャップですよね!

「だからさー、ユカちゃんはさー、そういういつものガラでいかないで、
たまにカワイク、『好きになっちゃった、かも。。。。(てへっ)』
てさー、ギャップ、ギャップーーーーーーー、そこだからさー」って
アドバイス受けてる、あれですか?!

「てへっ」てさー。
「てかっ」だったらさ、言えんですけど。
言ってきたいですよね、あえてね。
あー、もう、戻りますよ。


でね。
ドレスのデザインにあわせたブーケっていうのは大前提だけど、
ご本人の雰囲気にしっくりくるブーケでないと、やっぱりちぐはぐに
なるんですよ。いやにひっかかる。
ただ、今日はじめてお会いして、打ちあわせっていう場合がほとんどだから、
そこから必要な情報をたぐりよせるのは、なかなかの難題です。

結局はね、直感にたよるところ、大きくなるんで。
なるべく打ち合わせ前は、集中力高めるように、はらぺこで向かいます。

あと、目線くばりね。
これ大事。ここ試験でるからー。蛍光ペン、ひいといてくださいよ。
男子のみなさんにはたいへん申し訳ないですけど、やっぱり新婦さまなんすよ。
スポットライトあたっちゃうのは。輝いちゃってっから。
打ち合わせのときは、だいたい4対1の割合で、
新婦さん基準に配ってきますね、視線。
目はね、もの言わずして、言うよねー、ほんとよー。

信用してもらわないとだから。
このフローリスト、だいじょぶそうだって、信じてもらわないとなんないから。
一大イヴェントだもんね!(このフローリスト、だいじょぶそう。。。。か?な?)

これからのシーズンは新緑のうつくしいとき。
ライトグリーンの葉ものや白い花が、日差しをうけてそりゃいい感じに
ならないわけないじゃないっすか!
この時期って、ウェディングだけで考えると、一番好きですねー。
ただ、雨降りはね、心配です。

雨降って地、固まるとかいわれてもさ。
いいたいだけじゃんか!って思うさ。

今日、このはなしじゃないのにしようと思ってたんだけどなあ。
なんだか、のっちゃいましたね。

その話はまた次回で。
よろしくおねがいします!


ちょっとまえに観たDVDで、ウェディングのダンスシーンのとき、
これかかってた。ハッピーソングですよん。
そういえば、このダイアリー本日40回目。
サムシングフォー♡おあとがよろしいですわー。

それでは本日の曲のコーナーでっす。
どうぞっ☆

http://www.youtube.com/watch?v=OxWSOuNsN20&feature=related

2010.05.17 09:25