この3日間なにをしていたかというと。
28日の茅ヶ崎ブランディンでのライブは大盛況。楽しいライブだった。誘ってくれたキッチンシスターズのマダムに感謝。象の音楽は完全にキッチンシスターズに乗っかってやらせてもらった形。有り難かった。イシカワさんは小さいキーボードじゃなくてピアノになると、使える音の幅が違うので当然といえば当然だけど、出てくる音がぜんぜん違う。イシカワさんがわたしの声を聞いて音を出して、その音を聞いてまたわたしも声を出す。そのやり取りが楽しいから、この人とだったらなんだってできる、どこへだって行ける、と思う。そのことが嬉しい。関西から仲間がやってきて、ノブさんがマンドリン、とこやんがダモちゃんのギターを借りて最後の曲をみんなで演奏。開場の熱気で酸欠になりそうでしたよ。
そのあとノブさん御一行には我が家に泊まっていただく。いただく、なんてかっこつけたところで何せ「屋根と壁はあるよ」っていう程度の家で個室もない。合宿状態。それでも喜んで泊まってくれるのが嬉しい。
29日の朝、朝ご飯を食べ終わったところで庭でとこやんに髪を切ってもらう。ほんとうはなっくんの髪を切ってもらうはずだったのに、ぜんぜん起きてこない。前日ノブさん達がやってきたのが嬉しくて大人に付き合って1時過ぎまで興奮して起きていたので無理もないとそのまま寝かせておいて、代わりにちゃっかりわたしが。とこやんとは会ってまだ2回目なのにちゃんとわたしの全体のイメージをつかんでくれて「オレの技術を見ろ」じゃなくて、その人によりそって切ってくれる。髪を切ってもらったあと、自分は自由なんだって実感した。自由でいていいんだなー、と新しい自分の髪型を見て思ったんだ。まあ、とこやんのことをあまり褒めるのは癪なのでこのくらいにしておく。なっくんの髪型に関しては「そのままでええ。なっくんの個性を貫け!」と、結局切らないことになった。
そんなわけで今朝のなっくん。ワイルドライフやで。
29日、髪を切ってもらったあとみんなで永井さんのお墓参り。永井さん、みんなで来たで。でもわざわざお墓なんか行かなくてもいっつもどっかで見てるんやろ。「わたしの〜お墓の前で〜、泣かないでください〜」っちゅうやつやな。だけどまた行くで。別に泣かへんけどな。永井さんのお墓気持ち好いからな。
そんで夜はノブさんの「うどん夜話」。まいまいとぶんちゃんがこの日のために作った本をみんなに配ってノブさんのお話を聞きながらうどんを食べる。本は素晴らしい出来で、さすがまいまい、きれいやな〜、と思ったけど、中身のぶんちゃんの字組みもきれいで、まいまいもさすがやけどぶんちゃんもさすがやな、と思って見てました。字組みって深いよ。ぶんちゃんは文芸が好きで文章を大切にしてくれる。わたしはぶんちゃんの字組みが好き。ぶんちゃんが組んでくれるなら大丈夫、と安心して書ける。
うどんはね、もう本当においしいんですよ。言うことないんです。お話もおもしろくて、なっくんが翌朝「昨日のノブさんの話、おもしろかったね」としみじみ言っていた。
うどんのあと廣瀬さんの珈琲。珈琲が苦手だけど甘いミルク珈琲は飲んでみたいと言う大工のために廣瀬さんが淹れてくれたのを飲んだ大工は「すごい。今年は珈琲元年になるかも」と感動していた。28日のライブでもブランディンで珈琲を出してくれた廣瀬さん。来てくれた友達が「廣瀬さんの珈琲、今までで一番おいしい!」と嬉しそうな顔で言っていた。とこやん、廣瀬さん、ぶんちゃん、そしてわたし、4月生まれのみんなの誕生日もまとめて祝って、最後の方はお腹がいっぱいになって眠くなってあまり意識がなかった。
昨日はうちでみんなにお昼ごはんを食べてもらって関西の一行を見送った。「よかったらうちで食べてください」と言い出したわりにたいした食材もなく、粗末なお昼ごはんでみんなを送り出してしまった。こういうときにちゃちゃっとやれると女の株も上がるんやろな。まだまだ遠い道のりやな。
ノブさんもねーやんも、ほんまにわたしのこと好きでいてくれるんです。なんで?って思うくらい。でも「なんで?」とか思うことない、好きなもんは好きなんやから、ということを教えてくれたのは関西の仲間。「こんなにたくさん好くしてもらっても何もお返しできることがないから困る」とおっかなびっくり人付き合いしてたのを「したいからする、できることをする、ただ楽しいから」というふうに気持ちをオープンにさせてくれたのも関西の仲間。ありがとう。たくさん人が来てくれて、家も喜んどったで。まあまたすぐに会うんやけどな。最近会う回数が増えてきてますます遠慮がなくなって失言暴言満載やけど、これからもこのまんまで行くで。